旅行先と時期を教えてください。

旅行先:伊豆
時期:11月上旬
一緒に行った人:主人

宿泊先を教えてください。

宿泊先:伊豆長岡温泉 湯めぐりの宿 吉春
住所:伊豆の国市長岡989-10
サイト:http://www.izunagaoka-yoshiharu.co.jp/

口コミ:2泊3日の宿泊でお世話になりました。

スタッフの皆さんはとても感じが良く、明るかったです。お食事の際に、テーブルごとに担当が決まっているようで、私たちの担当の方は終始、食事のペースなどに気を配ってくださりました。地元のお話なども聞かせてくださって、親しみやすかったです。

温泉は大浴場と貸切風呂と別れています。貸切風呂は、幸い、私たちが宿泊していた期間はすいていたので、すべての貸切風呂に入ることができました。それぞれの貸切風呂の内装が違っています。小さな庭園が付いている「こもれびの湯」はお勧めです。

温泉のほかにマッサージチェアが備えられているお部屋が大浴場の向かいにあるのですが、ハーブの香りに満ちていて、とてもリラックスできます。温泉後は肌が調子よく、私は子宮筋腫を持っていて旅の途中で痛みがあったのですが、この温泉につかっているうちに痛みが和らぎました。

お食事は、創作和食です。1品の量は多くないのですが、種類が豊富なので食事をすべて食べ終わるころには満腹になりました。

ひとつのお料理が凝っていて、食べるのが惜しいほどです。そしてお米は自家栽培らしく、とてもおいしかったです。

私たちが宿泊したプランは、女性サービスとして浴衣を選ぶことができました。とても素敵な絵柄で、2泊したので2種類の浴衣を選ぶことができました。浴衣と帯を選ぶときに、スタッフさんと相談して楽しくピックアップしました。アメニティーの中に足袋も含まれているのには驚きでした。

全体的に素晴らしい旅館だと思います。どうしたらお客様に満足をしていただけるかを常に考えてサービスを提供している印象を受けました。伊豆旅行なら、迷わずこちらをおススメします。

伊豆旅行の体験談を教えてください。

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今回の旅行は、主人と二人、忙しい主人が何年かぶりに長期休みをとれたので、とても久しぶりの旅行でした。
夫が久しぶりの旅行に大はしゃぎでしたので、私も嬉しくて、何日も前から気合を入れてスケジュールをたてました。

自然が大好きな主人が最も喜んだのは「竜宮窟」でした。「竜宮窟」は田牛(とうじ)海岸にあります。
実は、主人はこの「竜宮窟」がどんなものかを、現地につくまでは知りませんでした。「それは洞窟かなぁ?」なんで言いながら、ニコニコ車を運転していました。

「竜宮窟」に着くと、まずは入口の看板がありました。看板の先には、下へ降りてゆく階段がありました。
主人に「先に降りてみて」と促して、私は少し離れたところから主人の様子を見ていました。なぜなら、私はその先に広がる光景を既に写真などで知っていたので、何も知らない主人の反応を見てみたかったのです。

「おおおっ!おい、すごいよ!すごい!お前も早く降りてこいよ!」と主人。主人が見せた予想通りの反応がおかしいことと、喜んでくれた嬉しさで、私も階段を満面の笑顔で下りました。

私の方を、無邪気に振り向きながら主人は前方の景色を指を指して「見ろよ!すごいよ、ここ!」と大はしゃぎでした。実際、その景色は写真で見る以上の美しさで、私も息をのみました。

暗い洞窟のような階段の先にぽっかりと空いた空間・・・。そこにはエメラルドグリーンの波が何度も何度も打ち寄せ、泡の白い輝きに形を変えて足元でくだけていました。そして、目を水平にやると、丸く削られた岩肌の先に海の水平線が見えました。

一体、何年間、主人はこんな綺麗な自然を観なかったんだろうか。毎日、通勤電車の中で人に押され、暑い日も寒い日も会社に行って、仕事に追われて・・・。主人の嬉しそうな顔を見ていると、感謝の気持ちで涙がでそうになりました。本当にいつもありがとう・・・。もしも自然の神様がいらっしゃるなら、この瞬間に、主人に自然のパワーを与えてください、と願いました。

私たちが自然の美しさに感動をしていると、後ろで何か気配がしました。何かと思って振り返ると、ウエディングドレス姿の花嫁さんとタキシード姿の新郎さん、そしてカメラマンが、やはりこの景色をうっとりとした表情で眺めていました。

実はこの「竜宮窟」は恋愛のパワースポットとしても知られているのです。ある位置から眺めると、ハートの形が見えるのです。

この可愛らしいカップルは、ここで撮影をして、一生の記念にしたかったのでしょう。なんだか若いころの自分たちを見ているようで、若い二人に向けて笑顔になりました。「どうかお幸せにね」と。

これから夫婦になろうとしている若いカップル、もう夫婦を何年もやってきて穏やかに幸せを感じている私たち。この「竜宮窟」という場所で、年代は違えども、「愛」のパワースポットに招かれてやってきたような気持ちでした。

帰りの道中では、竜宮窟の感想を言い合ったり、道路わきのお土産屋さんでソフトクリームを食べたり、本当に楽しかったです。こんなにたくさん主人と話したのは久しぶりだったこと、無口な私がたくさん自分の言葉で話して笑ったこと、何もかもが久しぶりであり、新鮮でした。

宿に着き、夕食の時間まで余裕があったので、主人と貸切風呂を使用しました。「空いていないかも」と思ったのですが、時間的に空いていたのかもしれません。はじめに5つある貸切風呂のうち「オリーブの湯」に入りました。バスタブについているスイッチを押すとジャグジーになります。一日の疲れをほぐすのには、ちょうどよい水流です。私は足の裏に水流をあててみました。これがとても気持ちが良く、ずっとあてていたかったです。

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「オリーブの湯」から出て、その他の貸切風呂の様子をみてみました。ここは、それぞれの貸切風呂の入口(玄関風)に宿泊客の下駄がなければ、使用していないということでした。幸い「こもれびの湯」が空いていました。

ここは前日にスタッフさんが「貸切風呂の「こもれびの湯」、あそこはお勧めだから、ここに泊まっている間に入っていくといいですよ」と親切にも教えていただいたお風呂です。

「こもれびの湯」には小さな日本庭園が付いていて、お風呂に浸かりながらお庭を楽しめます。
また壺風呂もあります。のびのびと身体を伸ばすのも良いですし、この壺風呂の風情を味わうのも日常とは違った面白味でしょう。

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壺風呂に浸かりながら空を見上げると、いろいろな感謝の気持ちがわいてきて、ここでも涙がこぼれそうになりました。今、家族が元気でいること、こうして久しぶりに旅行ができたこと、そして何よりも主人が嬉しそうなこと・・・。

今回の旅行は2泊3日の、決して長くない日程の旅でした。ですが、私にとっては、普段、見過ごしていたことに気が付くことができた、思い出深い旅となりました。

そして「竜宮窟」で会った、あの若いカップルさんもずっとお幸せでありますように。