旅行先と時期を教えてください。

旅行先:石川県金沢市
時期:2015年3月
一緒に行った人:妻

2. 宿泊先を教えてください。

宿泊先:川端の湯宿-滝亭 金沢犀川温泉
住所: 石川県金沢市 末町23-10
サイト:www.takitei.co.jp
口コミ: 犀川温泉という名称が表すように、川のそばに位置し、客室から見えるのは田んぼです。
旅館の駐車場に入った時から、帰る時まで、従業員が全身全霊でもてなしてくれます。
たまに、あれ?と思う時はありますがそこはご愛敬です。

マニュアルに頼らない、決められた通り一遍の接客ではない、個々が役割を理解してどのようにしたらもてなせるか、考えているのが伝わってきます。
その一番最たるものに、料理のお品書きにシェフの名前がある形ではなく、調理部一同という記載があります。
また、宿自体は滝亭という名前が指し示すように、小さめの大浴場の露天風呂から滝が見えます。

本当はこの滝が見えるように、辰巳亭を予約したかったのですが先約があり、離れ犀川を利用させて頂きました。
しかしながら、この離れ犀川の2Fを利用したのが思ったよりゆっくりと出来ることとなりました。

部屋についてる露天風呂は温泉ではないものの、好きな時間につかることが出来、自分の好きな時間に好きなように川を見ながら入浴出来、煩わしさもなく非常にリラックスできた。

離れ犀川専用ラウンジさくらでは、心地よいジャズの音色を聴きながら、自分の好きな飲み物を飲んでゆっくりと時を過ごすことが出来ました。
普段あくせくとしているだけに、こんな時間が必要なんだなと気づかされました。

ここで、今まで私が持っていた旅館に対する概念がいい方向に覆され、ここのファンになってしまいました。 
因みに、次の日は日本一有名な宿でしたが、ここに比べて満足度の低い事、昭和から平成へ時代は偏移しているのに、取り残されている感が満載でした。

旅行の体験談を教えてください。

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金沢は金沢新幹線というインフラが出来たことで、TVでの特番が多くなり、メディア露出が増えましたが、
その割に環境が整ってないので不便と言うのが、個人的に正直な感想です。

金沢新幹線は、最新の車両らしく足元が広く、静かで快適、しかも、驚くことに席毎に電源コンセントが装備されており、
広めのテーブルを使って、PCやタブレットを使って仕事が出来ます。

金沢駅に降り立って、駅東口を出るとそこには金沢の伝統的な、鼓門・もてなしドームが存在します。
流石に、このドームの大きさは、メディアで知ってはいたのですが、実際に降り立ってみるとその大きさと迫力に圧倒されます。
西口も特徴はあるものの、東門ほど押しは強くなく、近代的な造りになってます。
これは、金沢が伝統と現代の融合を織りなす街であるという事を、指し示していると感じ取れました。

次に金沢の街を走ってみて感じたことですが、城下町の名残を残したいのは理解できますが、駐車場が民家の軒先や分かりずらい上に、満車なのか空車なのか分からない。
レンタカーを借りて回るのには、道路が一方通行が多い上に、曲がりくねっていて運転しづらいが正直なところです。
現地では、観光タクシーを使った方が、その辺の煩わしさから解放されて楽しめると思います。

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メディアで取り上げられた見どころも、実際行ってみると、正直イメージしていたところと異なります。

ひがし茶屋街はTVで映すと大きく、広い感じを受けますが、実際に行ってみると、こじんまりと言うのが正直な感想です。
近江町市場に関しても、店並びは多くていいのですが、どう見ても観光価格でとてもじゃないですが、この価格で金沢の人達が生活しているとは思えない程です。
流石にここでは何も買わずに、道の駅や一般の店を利用させて頂きました。

尚、私のミスチョイスもあり、時期的に兼六園は梅の花が一部咲いていただけで、広大な敷地と植栽の多さしか感じることが出来ず、
楽しみにしていた金沢21世紀美術館は、振替休日で館内は入れたものの、美術展は見ることが出来ませんでした。
しかしながら、ここの美術館は本当に他県の美術館に比べて、見事なくらい建物からして芸術作品です。
注意すべきは、地上平置き駐車場じゃなく地下駐車場なので、入り口を見誤らないように注意が必要です。

次に城下町である金沢とくれば、金沢城なのですが、とにかく広大な敷地で歩くのも大変なくらいです。
この周辺には、土産物店があるのですが、金沢と言えば金粉と言うくらい、金のついたものが多く、金粉ソフト、金粉酒と言ったように、金にまつわるものが多いです。

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もう一つ、金沢市のある石川県と言えば漆工芸が有名で、伝統工芸の輪島塗がその代表的なものですが、
輪島塗は奥能登と言われる、石川県能登半島北部に位置する輪島市が発祥の地となります。
一時期、NHKの朝ドラで取り上げられて、人気が急上昇しましたが、この他にも有名なのが輪島の朝市があります。

ここに伝統工芸輪島塗の歴史を語る石川県輪島漆芸美術館があるというので、金沢市からはるばる車を飛ばしていきましたが、建物が立派なものの上に、入館料も結構高かったのに対して、展示の仕方がただ置いてあるという感じで、非常に残念な感じは否めませんでした。
伝統工芸であるなれば、もう少し見せる努力が欲しかったというのが正直なところです。

帰路の途中七尾市に石川を代表するパティシエとして話題になった辻口博啓氏の辻口博啓美術館 ル ミュゼ ドゥ アッシュがあります。
ここはミュージアム&カフェとなっており、砂糖芸術作品シュークルダールが展示されるミュゼ(美術館)とスイーツが味わえるカフェ、
スイーツのテイクアウトやギフトにも利用できるパティスリーブティックの3つで構成されてるので、店舗は狭いのと来店者が多いので、時間によっては待たされることもあります。

ただ、奥能登にいくまでの道路が、有料道路だったのと里山海道が無料化されたことによって、移動は楽々で海を左に移動するのは快適でした。
特筆すべきは、何故かEV用のチャージポイントが、これでもかと言うくらいあちこちに存在していて、自動車メーカーの協賛を受けてやってるのかと思えるくらい、EVチャージポイントが多かったのが印象的でした。

確かに考えてみれば、観光地で排ガスまみれと言うのも、景観を損なう上に、五感を使って感じるだけに、好印象とは言えませんので、景観含めて空気も観光地を織りなすものと考えれば、この対応方針は、各観光地でも見習うべきものと思います。